「Textiles en voz alta」 - ヨーロッパ工芸の日にひらかれた手仕事の風景
- Lucía de Gustín

- 5 日前
- 読了時間: 2分

4月、私は European Days of Crafts(ヨーロッパ工芸の日) の一環として開催された 「Textiles en voz alta」 に参加しました。これは Asociación para la Creación Textil とともに生まれた、テキスタイルの仕事を横断する知識、工程、そして記憶に光をあてる場です。
この機会に、私はアトリエの一部をマドリードの Casabonita へと移し、布が花へと変容していく過程に焦点をあてた体験を構想しました。作業台を囲みながら、道具、制作過程のサンプル、彫刻作品、そして身につけるためのオブジェとともに、私の実践を形づくる三つの手仕事の言語を紹介しました。すなわち、オートクチュールの花の造形、つまみ細工、そして 纏花(Chanhua) です。Savoir-faire | オートクチュールの花。

Savoir-faire | オートクチュールの花
有機顔料で染めたシルクに、伝統的な帽子製作用の道具を用い、熱と圧力によって花びらを成形する技法。

つまみ細工
精密なピンセットを用いて絹を折りたたむ、日本の繊細で高度な伝統技法。

Chanhua | 缠花.
中国の宮廷文化に由来する、絹糸による立体刺繍。
それは単なる実演ではなく、制作のプロセスをひらき、ゆっくりと見ることへと招く試みでもありました。工芸において大切なのは完成した作品だけではなく、そこに注がれる時間、精度、そして素材との親密な関係でもあることを伝えるためです。
テキスタイルを単なる物としてではなく、技法として、記憶として、そして今も生きている文化的な言語として捉える場に参加できたことは、私にとってとりわけ意義深いものでした。
時間の流れを少しだけ緩め、繊維のことばに耳を傾けるために足を運んでくださったすべての方々に、心から感謝します。私たちを迎えてくださった Casabonita、この場を実現し、豊かなものにしてくださった ACT、そして現代工芸の価値を伝え、その可視性を支え続けている Fundesarte、Oficio y Arte、ECA Crafts にも深く感謝いたします。






















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