MANO A MANO ラス・ロサス・ビレッジにおける至高の工芸
- Lucía de Gustín

- 2025年8月1日
- 読了時間: 2分
Episodio II: de fibra y viento.

ラス・ロサス・ビレッジ(The Bicester Collection)は、創立25周年を記念し、現代のラグジュアリー分野におけるスペインの「至高の工芸(Alta Artesanía)」を称えるキュレーションプロジェクト『Mano a Mano』を開催しました。私は、テキスタイルアートの保存と進化に特化した『エピソード2:繊維と風』のメインアーティストとして選出されました。
単なる静的な展示ではなく、この取り組みを「生きているアトリエ」として構想しました。その目的は、私の素材実験室をビレッジ内に移し、繊維を操る技術、実験的アプローチ、そして伝統と現代性の対話といった、各作品の背景にある複雑なプロセスを直接披露することでした。

工芸品は単なる消費財ではなく、物語であり、絆です。即時性が求められがちな環境において、このコラボレーションは一つのマニフェストとして機能しました。真のラグジュアリーとは、時間とクリエイターの意志にこそ宿るのです。
手作業による工芸を選ぶということは、一時的なトレンドから抜け出す作品を生み出すことを意味します。それは、じっくりと時間をかけて作られる手仕事への賛歌であり、真の価値は、そのプロセス、素材、そして長く愛されるために作られたものの中にあります。

スペインの至高の工芸に光を当てる重要な空間を創り出し、このような出会いを実現してくださったラス・ロサス・ビレッジとキュレーションチームの皆様に深く感謝申し上げます。また、技術を間近で見るためにスペースへ足を運んでくださったすべてのお客様と来場者の皆様に感謝いたします。手仕事に対する皆様の関心、お時間、そして感性こそが、この工芸を生き生きと保ち続ける真の原動力です。






















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