
QUINTA ESSENTIA
QUINTA ESSENTIA
女性の元型(アーキタイプ)と錬金術
古代の錬金術師たちは、地・水・風・火の4つの元素を超えて、すべてをつなぐ微細な物質が存在すると信じていました。それが「エーテル」、すなわち「第五元素(クインタ・エッセンティア)」であり、宇宙の魂です。
このエディトリアルは、おとぎ話の再現ではなく、神話を通じた女性の精神の探求です。ルネサンスとラファエル前派の絵画美学にインスピレーションを受け、アンヘラ・ペドレガルのコレクション「Mousai」と共に、プリンセスではなく**「元型(アーキタイプ)」**を纏わせました。
夢のような好奇心から禁断の果実の知恵まで、それぞれのヘッドピースは彫刻的な象徴です。ここで女性は救済を待ちません。彼女たちは自然、知識、そして変容そのものを体現しているのです。


QUINTA ESSENTIA II
5つのアーキタイプ

アリス
夢想と好奇心
不可能な世界を想像する力。無限の好奇心を表現するために、植物学の論理に挑むテキスタイル・シュルレアリスムの作品を制作しました。職人技による青い花々から立ち上がるのは、潜在意識への案内人である「白ウサギ」を喚起させるオーガニックコットンの彫刻的構造です。現実と夢の境界を曖昧にする、創造的自由への賛歌です。

メリダ
炎と起源
運命は探すものではなく、鍛造するものです。不屈 の精神を表すために、野生的な髪を磁器(ポーセリン)のバラのティアラで飾りました。 この作品には、青銅や銅の酸化を模したエイジング加工(パティナ)が施されています。錆のターコイズ色が肌のトーンと対話し、風化に耐える美しさと強さを象徴しています。

ムーラン
戦士と調和
逆境に咲く花こそ、最も希少で美しい。このアーキタイプは、伝統と前衛という完璧な二面性を体現しています。 このヘッドピースは、過去(シルク糸の伝統的なクロッシェ)が未来(3Dプリントのベース)を抱擁する作品です。それは現代女性の鎧であり、テクノロジーの精度が伝統の知恵の上に成り立つハイブリッドな美です。

白雪姫
知識
それは無垢か、それとも知恵か? このルックは誘惑と知識の神話を再訪します。黒髪の上には、手作業で蝋引きされたリンゴの冠が鎮座しています。 それは罪の果実ではなく、知るための果実です。真珠の刺繍と冬の植物が、人生を理解するためにそれを「かじる」強さを想起させます。

ラプンツェル
変容 (メタモルフォーゼ)
再生のためのサナギとしての閉鎖。変容のアーキタイプとして、テキスタイルの蝶が舞うXLサイズのシルクボタニカル・クラウンをデザインしました。 蝶は単なる装飾ではなく、精神(プシュケ)と進化の象徴です。ムラージュ技法により、花と金のビーズの雨が体の上で有機的に成長しているかのように見え、女性が翼を広げる瞬間を物語っています。

Headpieces & Art Direction: Lucía de Gustin | Dresses & Art Direction: Ángela Pedregal (Mousai Collection) | Photography: NewFrame | Floral Decor: Vikenzo Nature | Styling & Decor: Hojaraska | Hair & Makeup: Susana Pena | Models: Irene Heiwa, Lucía Fernández, Linda Yu, Irene Gutiérrez, Ana Eva Cobos.



















